東海北陸自動車道を通り、次いで訪れたのは世界遺産・白川郷。五箇山同様、合掌造の集落が有名です。一角には古い家々を集めた保護区があり、この中は100年以上前の時が流れているようでした。
養蚕業で財を成したという家の屋根裏。煙にいぶされ黒光りする板に力強さを覚えます。
桜は半分以上が葉に変わっており、風が吹くと花びらがさらさらと流れていきました。鈍色の水面には雲と空が浮かび、桜の花びらは慎ましく明るさを添えます。
木と草と紙でできた家々は山と一体になり、静かにたたずんでいました。僕はただ心の安らぐまま立ち尽くしていました。
名残を惜しみつつ、僕は車(フェラーリF430スクーデリア)に乗り込み、今日の終着点・越前大野に向かいました。








































































