バスに乗って家路に向かっている途中、激しい吐き気に襲われました。バスは超満員。バスが動くたびに強いGが僕を揺さぶりました。急激に遅くなった時の流れ。バスの振動音と僕の呼吸音が拮抗し始め、息を呑むたびに全ての内臓が反発しました。ラマーズ法でひたすら耐える僕。着くのが先か、吐くのが先か・・・?
けっきょく喉元にこみ上げる熱い思いをこらえきれなくなった僕は、家から2.5km離れたバス停で緊急下車しました。あたりはゴルフ場と未開発の雑木林ばかりです。
今まで歩いたことのない夜の道。街灯は木々に静かな陰影を落としていました。森から流れてきた瑞々しい風が僕を優しく包み込みました。
昼に食べた担々麺は全て吐きました。









